白山麓東二口地区「でくまわし」字幕付き上演会のご案内
2009/12/02
白山麓東二口地区「でくまわし」字幕付き上演会のご案内
場所 金沢大学50周年記念館「角間の里」1F
日時 平成21年12月20日(日)午後2時より
演目 「酒呑童子」(全)
主催 金沢大学連携融合事業日中無形文化遺産プロジェクト
共催 白山市文化課白山麓東二口地区に江戸初期より伝わる「でくまわし」は、古い人形浄瑠璃の上演形態を今日に伝える貴重な文化遺産です。
大夫が語りに用いているテキストは、近松門左衛門ないしそれ以前の浄瑠璃本にほぼ忠実にのっとっています。その意味では、古い形態をよく存しているといえますが、今日の我々には耳遠い語句や文章が多いことも事実です。
一昨年より、文化庁・白山市の助成により、各演目について、子供にもわかるように現代語訳・注釈を附したテキストを作成しております。今回、その成果をふまえ、字幕つきの上演を試みることにしました。これにより、より深く浄瑠璃の内容が理解されることを期待しています。