2010/03/15 更新
中国の提携機関である蘇州大学文学院と北京語言大学語言研究所から,いずれも博士課程在学中の曹暁燕さん,栗華益君をお招きし,現在,金沢大学に留学中の張勇生君(北京語言大学),崔蒙さん(北京師範大学),徐文輝君(北京師範大学)らも加わって,1週間みっちりと研修を行ないました。
詳しい内容につきましてはこちらよりご覧ください。
本プロジェクトでは、<大学コンソーシアム石川・石川シティカレッジ>、<金沢大学市民大学院>、<金沢大学公開講座>等で、研究の成果を広く学外へ公開します。また、研究会やセミナーを通じ無形文化遺産の継承者、研究者、行政担当者の育成に取り組みます。個々の催しについては随時ホームページでお知らせします。
【平成21年度開講科目】
<金沢大学市民大学院>
本年度7月に金沢大学市民大学院国際交流学専攻の短期特別集中ゼミ「無形文化遺産の世界―日本と中国―」を開講します。各回の講義テーマ、応募方法等は下記の通りです。
開講期間 2009年7月18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)
募集期間 2009年6月18日(木)~6月26日(金)
受講料 2700円
受講会場 金沢大学サテライト・プラザ(金沢市西町三番丁16 西町教育研修館内)
石川県文教会館(金沢市尾山町10‐5、7月25日のみ)
~コーディネーター・中村慎一(金沢大学人文学類教授)より
無形文化遺産とは、芸能・儀式・祭礼・口承・伝統工芸技術など、長い年月をかけて受け継がれてきたさまざまな文化の表現形式のことです。いま世界の各地で、都市化やグローバリゼーションの進展にともない、この無形文化遺産が急速に失われようとしています。それを保護・継承し、新たな伝統創出のための資源として積極的活用を図っていくにはどうしたらよいのか―。この問題について市民のみなさんと一緒に考えます。
回 |
開講日時 |
講義テーマ |
担当 |
第1回 |
7月18日(土) |
日中両国の無形文化遺産と |
中村 慎一 |
第2回 |
同日 |
日本の民俗宗教 |
D.K.アンドリューズ |
第3回 |
7月19日(日) |
加賀宝生の伝統と現代 |
西村 聡 |
第4回 |
同日 |
チベットの歴史と文化 |
森 雅秀 |
第5回 |
7月25日(土) |
現代中国農村の言葉と文化 |
岩田 礼 |
第6回 |
同日 |
中国伝統芸能と |
上田 望 |
第7回 |
7月26日(日) |
雲南少数民族の民俗伝統 |
西本 陽一 |
第8回 |
同日 |
伝統芸能と地域振興 |
神谷 浩夫 |
*講師・日時・テーマなどは変更になる場合がございます。
◆◆◆お申し込み方法◆◆◆
・受講希望者は上記募集期間内に、ハガキに①住所②氏名③年齢④性別⑤電話番号⑥「国際交流学専攻短期特別集中ゼミ受講希望」と明記のうえ、下記の金沢大学市民大学院事務局へ御郵送ください。締切は6月26日(金)消印有効です。
・受講料の支払い方法等の詳細は、受講が決定次第お知らせします。
◆◆◆お申し込み・お問合せ先:金沢大学市民大学院事務局(担当:江﨑)◆◆◆
<住所>〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学人間社会1号館 市民大学院事務局
<電話>076-264-5333(水・土・日曜日を除く9:00~12:00、13:00~17:00)
<FAX>076-264-5356(随時)
<E-mail>simindai@kenroku.kanazawa-u.ac.jp
【平成20年度開講科目】
本年度の開講科目名、開講学期、担当教員名は以下のとおりです。授業内容等より詳細な情報についてはいしかわシティカレッジの該当ページをご覧下さい。
<石川シティカレッジ>
1.「無形文化遺産の世界―日本と中国―」、前期、中村慎一ほか
http://www.ucon-i.jp/pdf/20_Guide_PDF/35-1.pdf
2.「金沢で学ぶ能楽入門」、前期、西村 聡
http://www.ucon-i.jp/pdf/20_Guide_PDF/29-1.pdf
3.「森本地区の歴史と文化」、前期、木越 治ほか
http://www.ucon-i.jp/pdf/20_Guide_PDF/29-2.pdf
【平成19年度開講科目】
- <石川シティカレッジ> 「金沢で学ぶ能楽入門」西村 聡(前期開講・終了)
- <石川シティカレッジ> 「石川の文学館・博物館」木越 治ほか(後期開講・終了)
- <金沢大学公開講座> 「太鼓学入門」木越 治ほか(通年開講・終了)
【平成19年度研究者研修】
北京語言大学副教授・黄暁東氏を2月初旬から3月初旬に招聘し、方言学に関する研修を行います。